見積りの準備

引越し【一人暮らし】の方は必見!単身パックの選び方

 

独身の人や単身赴任でこれから一人暮らしをスタートするとき、引越しは

単身パック」というサービスがあります。

 

文字通りの

単身者向けの引越しプランであり、低価格な料金設定で近距離から長距離の引越しまで対応してくれる便利なサービスです。

そんな便利な「単身パック」ですが、実は、

荷物の種類や量によってはお得になったり損になってしまったりするのです。

 

今回は、これから一人暮らしを予定されている方に向けて、単身者向けの引越しサービス「単身パック」についての選び方や注意しなければならないことなどを解説していきます。

 

管理人
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筆者のプロフィール

makotoと申します。

現在、某大手引越し会社に勤めるサラリーマンです。

引越し業界のリアルな情報をお届けし、
「サイコーの新生活」
をスタートしてもらうための活動をしています。

 

「単身パック」とはどんなサービスなの?

「単身パック」というのは、

滑車付きの専用コンテナボックスに荷物を載せて輸送し、引越し先までお届けする引越しサービスです。

 

「単身パック」という名称は、正確に言えば日本通運の単身向け引越しサービスにある「単身パック」を言いますが、ヤマトホームコンビニエンスの「わたしの引越」やサカイ引越センターの「小口便引越サービス」などの単身向け引越しサービスを総じて一般的に「単身パック」と呼ばれているのです。

専用のコンテナボックスに積み切りの引越しプランであり、例えるなら

宅配便の大型版とイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。

荷物が少なく費用を抑えて引越ししたい単身者に適していますが、規定の荷物量(容積)を超える場合は利用できないので注意が必要です。

利用できる引越し会社はどこ?

では、単身パックを利用できる引越し会社はどんな会社があるのでしょうか?

さっそく見てみましょう。

 

日本通運 「単身パック」

日通の単身パックは荷物の量に応じて

「単身パックS」「単身パックL」の2つから選択することができます。

近距離と長距離の引越し共に対応可能であり、大きめの家具や家電は当日の作業スタッフが梱包してくれます。

各プランで明瞭な料金設定になっており、Web見積りで予約までできることも利用者にとって嬉しいポイントです。

クロネコヤマト 「わたしの引越し」

クロネコヤマトの宅急便でお馴染みのヤマトホームコンビニエンスが提供する

「わたしの引越」

専用ボックスが2本までのプランで、Webで明瞭な料金を確認することができ、お届けの日程や時間帯も3パターンから選ぶこともできます。

土日祝日や引越しシーズンは加算料金がありますが、価格設定はリーズナブルでありWeb見積りからそのまま予約ができます。

サカイ引越センター 「小口便引越しサービス」

国内引越しの取扱い件数日本一のサカイ引越センターが提供する

「小口便引越サービス」

長距離の単身専用のプランであり、Box単位の運搬で格安の引越しができます。

ただし、通常の引越しは全国対応できますが、「小口便引越サービス」は対応エリアが一部対象外ですので問い合わせが必要です。

SGムービング㈱ 「単身カーゴプラン」

宅配便のイメージが強い佐川急便は、引越しを専門で行っているSGムービング㈱があります。

多彩なプランは単身パックの

「単身カーゴプラン」があり、単身パックですが廃品の引取り・エアコン工事・車両やピアノの輸送などのオプションメニューも充実しています。

※移動距離によって料金は変動します。

単身パックの注意点

便利な単身パックですが、利用するにおいて注意しなければならないことがあります。

得する人と損する人に分かれるポイントを解説していきます。

荷物の量によっては割高になる

コンテナボックスに積み切りで格安プランというのはとても魅力的なのですが、洋服や身の回りのものなどの

必要最低限の荷物のみ運びたいときに限定して利用することをおススメします。

大きめの家具や家電が荷物の中にあるとコンテナボックスはすぐにいっぱいになってしまいます。

そのため、複数個もコンテナボックスを依頼したり、別の輸送方法で残りの荷物を送るとなると、

通常の引越しプランと比較しても割高な料金になってしまうこともあります。

荷物の量の確認は必ず必要

各会社を検討する際に荷物を載せるコンテナボックスの容積(㎥)にバラつきはあります。

また、目安の家財量の紹介なども各会社のWebページにありますが、実際に自分自身の

荷物がコンテナボックスの中に納まるかどうかはわかりにくいです。

積込みの技術も含めて、プロの引越しスタッフでないと正確な判断は難しい場合があります。

コンテナの大きさをよくイメージして、ある程度の

余裕を持って荷物の量を測りましょう。

荷造り資材は自分で用意する必要がある

通常の引越しプランでは、小物の荷造りをするダンボール・ガムテープ・フトン袋や食器類の包装紙などの資材はセットでもらえることが多いです。

しかし、単身パックは

資材を自分で用意しなければならない場合が多いのです。

業者によっては資材を有料で購入することも可能ですが、トータルの金額は割高になっている可能性があるかもしれません。

自転車は別料金になる

実は、単身パックの

最大の注意点は「自転車」です。

単身パックはあくまでも少量の荷物を想定して作られたプランであるため、自転車に関しては別料金になるのです。

自転車は大型の家具家電扱いのため運搬の料金は高い区分になります。

(参考:ヤマトホームコンビニエンス㈱ 「らくらく家財宅急便」)

移動距離によっては、

送料と買替え費用を比較したときに、買替えの方が安くなってしまう場合もあるかもしれません。

一度、自転車の価格も調べてみましょう。

まとめ

「単身パック」は、家具付き住居への引越しや買替えが多く身の回りのモノだけの

少量の荷物を運ぶ場合においては、利用者にとってお得で明瞭な料金設定もある格安のサービスです。

 

しかし、荷物の量がコンテナボックスに納まらない場合や家具家電や自転車などがある場合は、

割高になってしまう場合があるので注意が必要です。

一人暮らしの新生活に向けて、単身パックは自身の荷物をしっかりと把握した上で選択することで、安心して引越しを行うことのできるサービスとしておススメです。