引越しの準備をするにあたって、ダンボールへの荷造りや引越し後の荷解きを自分でする人は多いと思います。
しかし、
小さなお子さまがいる家庭や高齢の方、休みが取れなかったり共働きなどで仕事が忙しい方などは、なかなか荷造りを進めるのが難しいことがあります。
そんなときに便利なのが、引越し業者が行っている
「おまかせプラン」や「らくらくパック」などの荷造り・荷解きの代行サービスです。
全ての部屋を行うプランから、キッチンのみといった一部の指定もできる引越し業者がおススメする優良オプションサービスです。
今回は、
「おまかせプラン」や「らくらくパック」などの荷造り・荷解きの代行サービスを解説していきます。
makotoと申します。
現在、某大手引越し会社に勤めるサラリーマンです。
引越し業界のリアルな情報をお届けし、
「サイコーの新生活」
をスタートしてもらうための活動をしています。
最も大変な準備は荷造りや荷解き
引越しは不用品の処分や各種手続きなどの準備がありますが、引越しの準備の80%はダンボールへの荷造りにあるといっても過言ではありません。
日常生活の中で、何十箱ものダンボールの荷造りをする方はほとんどいないでしょう。
一体何から手をつければ良いのかもわからないものです。
各家庭によってバラつきはありますが、一般的に男性1名や子供1名につき10~15箱、女性1名で15~25箱ほどのダンボールの数が必要です。
夫婦と子供2名なら45~70箱ほどのダンボールの荷造りをしなければなりません。
仮に、1日に3箱を作っていくとしても70箱なら3週間もかかってしまいます。
それをたった1日で代行してくれるのが、引越し業者の「おまかせプラン」や「らくらくパック」なのです。
すべてを代行してくれる訳ではない
「おまかせプラン」や「らくらくパック」と言っても、家の中にあるモノのすべてを片付けしてくれる訳ではありません。
家の中には引越し業者のスタッフが触れないものがあり、利用者が行わなければならないこともあります。
・貴重品(現金、通帳、印鑑、貴金属)などの管理や運搬
・冷蔵庫の中身を空にすること
・不用品の処分
・プライベートなモノの荷造り
・荷解き時の収納の配置の手直し
引越し業者の営業マンが『ウチは何でもやりますよ!』みたいなことを言っていても、最低元として利用者がやらなければならないことはあります。
オプションを依頼したからとしても、引越し当日まで放っておくと急遽慌てることになるため事前にしっかり準備をしておきましょう。
サービスの料金相場は?
各引越し業者によって見積り金額が違うは当然ですが、サービスの内容は「人」が行う作業でありおおよその相場料金は決まってくるものです。
荷造りや荷解きの価格設定は、
【必要人数×人件費】で計算する業者と
【部屋ごとや間取り】で価格を決めている業者があります。
人数を算出して相場を見極める
仮に1件の作業時間を6時間までと設定し、1人が1時間に6箱(10分に1箱)作れるとすると1人で36箱作れます。
4名家族でダンボール数が約70箱の家庭なら、計2名での作業が適正と言えます。
人件費は時期にもよりますが、1名あたり15,000円~25,000円が一般的な相場料金です。
また、部屋ごとや間取りでの価格設定は、各部屋に合わせての価格設定があるにせよ、1部屋につき15,000円~20,000円ほどが相場と言えます。(※当サイト調べ)
まとめ
引越し業者の「おまかせプラン」や「らくらくパック」と言われる有料オプションについて解説してきました。
引越しの準備を進めるにあたり、この荷造り・荷解きは大変な労力と時間を浪費します。
自分自身で「出来ること、出来ないこと」をしっかり整理して、オプションを依頼するかを判断しましょう。
管理人の個人的な気持ちとしては、予算が可能なら是非オプションを依頼したものですね、、、