引越し業者に作業を依頼した場合、
引越し当日の自分自身の移動方法はどのようにすればよいのでしょうか?
引越しのトラックに一緒に乗せてくれるの?
電車?バス?タクシー?で移動したら、引越し業者は行き先で待っていてくれるの?
引越し当日のことを考えると色々と不安になることが多いのではないでしょうか。
今回は、
引越し当日の自分自身の移動方法について解説していきます。
makotoと申します。
現在、某大手引越し会社に勤めるサラリーマンです。
引越し業界のリアルな情報をお届けし、
「サイコーの新生活」
をスタートしてもらうための活動をしています。
引越し当日の移動方法は?
引越しのときに、つい忘れがちになるのが自分自身の「移動」についてです。
事前にしっかりと準備をしておかなければ、当日に引越し業者に迷惑を掛けることになり、スムーズに引越しが終わらなくなってしまいます。
旧居から新居までの移動距離と引越しスケジュールに合わせて、
「いつまでに」「どうやって」移動するのかを準備しておくことが大切です。
到着が当日中の引越しの場合(近距離の引越し)
近距離での引越しの場合、旧居から新居への引越しは1日で行うケースがほとんどです。
まずは移動方法を確認しましょう。
・電車
・バス
・タクシー
・自家用車(バイク)
・自転車
・徒歩
地域や場所によっては移動方法が限られてくることも少なくありません。
まずは、家族一人一人の移動方法を決めておき、必要に応じて事前に予約などもしておきましょう。
引越し当日は、旧居での搬出作業が終われば引越し業者はすぐに新居へ移動をします。
利用者が旧居から新居へ移動する際は、
時間の掛かる寄り道はせずに真っ直ぐに移動すること、また利用者は新居にて引越し業者を先に待つことがマナーです。
そのため、事前に決めておいた移動方法に掛かる時間を考慮して、
旧居での作業終了のタイミングで、引越し業者と新居での作業開始時間の打ち合わせをしましょう。
スムーズに引越しをするためには、「引越し業者との打ち合わせ」と「移動方法の準備」が大切なことなのです。
到着が翌日以降の引越しの場合(長距離の引越し)
長距離での引越しの場合、旧居から新居への引越しは2日以上に渡って行うケースがほとんどです。
では、移動方法を見てみましょう。
・飛行機
・電車(新幹線など)
・バス(長距離バス)
・タクシー
・自家用車(バイク)
・自転車
・徒歩
長距離の引越しの場合、新居での作業開始日時は見積もりの段階で事前の打ち合わせを行います。
近距離での引越しと違い、旧居での作業後にすぐに移動しなければならないような状況はありません。
しかし、長距離での移動であるために、自家用車や公共交通機関での移動は近距離での引越し以上に事前スケジュールをしっかり立てておきましょう。
また、さらに忘れてはならないことが3つあります。
1.旧居での退去立合い(管理会社)
2.宿泊先への予約(ホテル、旅館など)
3.新居のカギの受け取り(不動産会社)
旧居での退去立合い(管理会社)
実家や持ち家などからの引越しであれば必要ありませんが、
賃貸物件からの引越しであれば旧居での退去立ち合いが必要です。
旧居での搬出引越し作業の終了時間を目安にして、管理会社へ退去立合いの予約を入れましょう。
合わせて、電気・ガス・水道の閉栓などの立ち合いも場合に応じて必要となります。
宿泊先への予約(ホテル、旅館など)
長距離での引越しは日をまたぐことになるため、
ホテルや旅館などの宿泊先を確保しておく必要があります。
親族や知人宅に宿泊出来ればよいですが、いずれにしても事前にしっかりと予定を立てておきましょう。
月末や週末、休日や祝日などは宿泊施設は混み合うことも予想できるため、前もって予約を入れるようにしましょう。
新居のカギの受け取り(不動産会社)
最後に、
新居のカギの受け取りを不動産会社と打ち合わせをしておく必要があります。
不動産会社は午前10時~午後20時での開店をすることが多いです。
そのため、もし引越し業者の到着予定が午前中の場合は、前日にカギを受け取っておかなければなりません。。
移動方法やスケジュールは新居のカギの受け取り時間も考慮しておく必要があります。
長距離での引越しは、この3つのスケジュールと移動方法を考慮した上で、事前のスケジュールをしっかり立てておくことが大切です。
引越し会社のトラックに乗せてもらえるの?
新居への移動方法や事前の打ち合わせが必要なことは分かりましたが、それなら引越し業者のトラックに乗って一緒に移動すれば手間が省けます。
引越し業者のトラックに同乗することは可能なことなのでしょうか?
答えは、
引越しのトラックに同乗は出来ません。
理由は、引越し業者は「一般貨物自動車運送事業法」に基づき運営しているため、荷物を運ぶ事業であるために人の輸送は出来ないのです。
昔は同乗していたことも少なくなかったようですが、現在では同乗できる引越し業者を聞くことはありません。
個別に相談することは不可能ではありませんが、返答にあまり期待しない方がよいでしょう。
まとめ
引越しで移動するとき、旧居から新居までの移動距離と引越しスケジュールに合わせて、
いつまでに」「どうやって」移動するのかを準備しておくことが大切です。
近距離引越しか長距離引越しかによっても、事前に準備しておかなければならないことも変わります。
引越し業者のトラックに同乗することはできませんので、事前に家族のスケジュールを決めておき、当日はスムーズに移動できるように心掛けましょう。
新生活を気持ちよくスタートするために、引越しの成功は欠かせません。
しっかりと準備をしておきましょう!