新居も決まり、いよいよ引越しの準備を始めていく際に、気になるのが
『引越しの業者を使うべきかどうか?』
ということがあります。
新生活を迎えるにあたって、何かと物入りで出費が心配になりますね、、、
今回は、引越し会社を使わずに
自分で引越しをするメリットとデメリットをお伝えします。
makotoと申します。
現在、某大手引越し会社に勤めるサラリーマンです。
引越し業界のリアルな情報をお届けし、
「サイコーの新生活」
をスタートしてもらうための活動をしています。
自分で引越しをするメリット
自分自身で引越しをするときのメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
さっそく、見ていきましょう。
費用が抑えられる
まずはじめに、
最大のメリットとなる引越し業者に依頼する費用を抑えることができます。
引越し会社に依頼をすると、当然ながら数万円~数十万円単位の予算が必要です。
引越し会社の主な必要経費は車と人です。自分で車と人を手配すると引越しの費用は格段に抑えることができます。
ただし、レンタカーや知人への協力依頼をする際に発生してしまう費用については、最低限のコストが必要です。
プライベート空間を守れる
引越し会社を利用すると、営業マンや引越作業員など複数の人を旧居と新居に招くことになります。
訪問見積りや引越し当日のスタッフにはクローゼットや押し入れの中も見られ、家具や持ち物・家の設備や住所まで見られます。
業者とはいえ自宅の隅々まで見られることになりますので、プライベート空間を他人に見られたり入られたりすることに抵抗感を持つ方も少なくないのではないでしょうか。
特に女性の方はデリケートな荷物も多く、業者が男性スタッフばかりだと気になることは多々ありますね?
そういった方に向けてのレディース専用プランも業者によってはありますので、気になる方は一度検討してみましょう。
もちろん自分で引越しをすれば、これらのプライベートなことらは他人に見られることはありませんので安心です。
思い出になる
引越しは人生の中でも一大イベントであり、家族や友人で集まり、家の中にある家具家電を運ぶことは集まった全員の将来の思い出となります。
大変な作業であっても、それが楽しいひと時となることになるでしょう。
自分で引越しするデメリット
メリットは多くありましたが、逆にデメリットどのようなことがあるのでしょうか?
見ていきましょう。
時間(休日)が必要になる
引越し会社が1日で運搬できる量も、
自分で運ぶには数日間の日数を要す可能性が高いです。
例えば、10km圏内の新居への移動で、軽トラック1台分の家財を運ぶのに1日を必要とします。
その場合、
単身での引越しなら1~2日、3~4名での家族単位なら3~5日程の日数が必要です。
さらに、引越しに必要な資材(ダンボールやガムテープ)を揃える為にホームセンターに購入に行く日も必要です。
又、エアコンやアンテナ等の電気工事がある場合、業者との打ち合わせや工事日程も必要となります。
このような状態では、家の中の荷造りするだけでも何日かかるか想像もできない中、引越し日の1~2ケ月前から
休日は全て引越しの準備に追われることにもなりかねません。
危険と過酷
家の中にある家財道具の中には、自分の身長や体重を超える質量の物もあります。
特に冷蔵庫や洗濯機を運ぶには一人では出来ず、万が一運ぶ際に落としてしまうと
大きなケガに繋がる可能性も十分にあります。
又、階段での作業は過酷な重労働でもあり、自分自身やモノの落下事故なども懸念されます。
建物やの荷物だけではなく、大切な家族や他人を傷付けてしまう恐れもありますので注意が必要です。
意外な費用の発生
自分で引越しをする場合、家族や友人に手伝ってもらい作業をすることがあると思います。
その場合に発生してしまう可能性があるのは、
心づけや作業後の食事会の費用などの出費があります。
いくら家族や友人と言っても、作業を無償で手伝ってもらうには気が引けるところがあります。
結果として発生してしまう出費も可能性が十分あります。
又、プロの養生シート(家の保護シート)も無く引越し作業を行うと、新居の床やクロスに傷がつく可能性があります。
プロでも難しい「傷をつけない運搬」を一般の方が行うには難易度が高いです。
万が一、
新居に傷を付けてしまっても修繕費用は全て自己負担となってしまいます。
さらに、もし友人が行う作業で傷を付けられた場合は、手伝ってもらっている手前、友人に弁償しろとは言えず、結局は自己負担にて修繕費用が発生することもあります。
まとめ
自分自身で引越し作業をするメリットとデメリットをお伝えしました。
引越し会社を利用するか自分で引越しをするかの選択は、
必要な費用、自分自身の体力、スケジュール、リスクも踏まえて選択しましょう。
自分に出来ること出来ないことを理解して判断することが大切です。
新生活が良いスタートとなるかは、一大イベントの引越しの成功が絶対ですね。