見積りについての疑問点

引越し業者に値引き交渉って出来るの?何て言えばいいの?

 

実は、引越しの見積りは、

引越し業者の担当者との会話の中で金額の交渉があることが、至って「普通のこと」なのです。

仮に、電話や訪問見積りを依頼して、実際に見積りを算出してもらった際に、こちらが何も言わなければ、引越し業者側から交渉の提案をしてくるケースが大半の流れなのです。

ここでは、

交渉の流れやお得になる交渉の方法を紹介していきます。

 

管理人
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筆者のプロフィール

makotoと申します。

現在、某大手引越し会社に勤めるサラリーマンです。

引越し業界のリアルな情報をお届けし、
「サイコーの新生活」
をスタートしてもらうための活動をしています。

 

「割引き」と「値引き」は違うモノ!?

「割引き」と「値引き」は一体何が違うのでしょうか?

共に商品の価格を安くする方法なのは分かりますねが、日常的に同じような意味で使っているためにいまいち2つの言葉の違いが分かりづらいです。

会計上の取り扱いの意味合いもありますが、引越し業者が持っている「割引き」と「値引き」の意味を解説します。

割引きとは??

引越しの見積りを取るには様々な方法があります。

・インターネットの比較サイトを利用する
・引越し業者が配布しているチラシやリーフレットを見て依頼する
・不動産業者に紹介をしてもらう
・親族や知人に紹介をしてもらう
・前回利用を理由に依頼する
・街の看板やテレビなどの広告を見て依頼する

このような様々な方法のそれぞれに、「割引き」が付与されていることが多くあります。

引越し業者が見積りを算出する際に、「定価」で作成をしていくのですが、

割引きを入れることによって、その「定価」の金額が下がります

 

一般的には引越しの見積り金額のベースとなるのはトラック費用と人件費であるため、このトラック費用や人件費に対して割引きが入ります。

よって、電気工事やピアノ輸送・重量物輸送などのオプションメニューには割引きは適用されないケースがほとんどです。

値引きとは??

定価を下げることが「割引き」であるなら、「値引き」とはどういうモノなのでしょうか?

引越し業者が使う「値引き」は、算出された定価から、

作業内容や契約条件によって見積り金額を下げることを値引きと言います。

・平日値引き
・午後便値引き
・中古ダンボール利用値引き
・早期成約値引き
・即決値引き
・営業マン特別値引き

引越し業者によって、様々な「値引き」の理由があり、その提案内容も見積り担当者から紹介されますが、

値引きの金額やパーセンテージは、見積りの都度都度で変わるケースが多く、あらかじめ決められた規定で行っている「値引き」というのはほとんどありません

なぜ「値引き」をするの?

引越し業者はなぜ「値引き」をするのでしょうか?

コンビニで買い物をするときに、レジで値引きの交渉をする人は見たことはありません。

引越しの見積りにも「定価」があるので、定価で販売すれば良いのに、わざわざ「値引き」をする必要があるのでしょうか?

 

その理由は、すべて、

契約を勝ち取るためなのです。

 

引越し業界は競合他社との戦いが激しく、お客様の取り合いを常にしています。

見積りの担当者は、『どうすれば契約してもらえるのか』ということがまず第一にあり、定価販売では他社に勝てないために値引きをして契約を取ろうとしています。

定価販売をしたいのが本音ではありますが、注文がなければ会社も存続が出来ません。

交渉術を公開!?〇万円の値引きへの成功方法!?

では、実際の値引き交渉はどのようにするのが良いのでしょうか?

 

荷物の確認や作業内容の打ち合わせが終わると、見積りの担当者から割引き後の定価が提示されます。

その際は、少し考える素振りをしながら、『他社さんの見積りもあるし、予算が、、、』と伝えましょう。

ほとんどのケースでは、この後に担当者から「値引き」の提案があり契約への交渉を持ち掛けられます。

 

そして、ここからの交渉は2つのパターンがあります。これは、

自分自身が使いやすい方法を選んでください。どちらが正解ということはありません

 

1.『他社さんの見積りもあるので、限界まで値引きした金額を出して下さい。』

2.『〇〇さんにお願いしたいのですが、いくらまでなら値引きできますか?』

 

引越し業者の担当者は、どちらを言われても契約を勝ち取るために値引きに応じてくれるはずです。

2つの違いは、

担当者がどのような気持ちで、どれだけ本気で上司に交渉をするか、、、といったところです。

 

管理人の営業マン時代の経験では、

1.の『限界まで値引きした金額を、、、』の時は、苦しい戦いだった記憶があります。

上司との交渉を繰り返し、なんとか底値での提案を行うことで契約を目指していました。

2.の『〇〇(管理人makoto)さんにお願いしたいのですが、、』の時は、正直テンションが上がりました。

このお客様のためになんとか上司を口説こう!と思い交渉に励んだ経験が多かったです。

 

見積り担当者がどのような気持ちで「値引き」をするのかが、実際の値引き金額にどのような影響を生み出すのか正解はありません。

自分自身でこっちだと思う方を選らんで交渉を行いましょう。

まとめ

引越しの見積りは、

値引き交渉はしなければ間違いなく損をします。

 

担当者自身も「割引き」は当然だが、値引き無しの定価で契約がもらえることは非常に稀なケースということを認識しています。

見積り時の交渉は、見積りの流れを把握した上で、交渉の言葉を覚えて、心の余裕を持って挑みましょう。

あなたが

【損する人】か【得する人】になるかは、値引き交渉次第です。